わかりやすい脱原発の話から

少し前の事になるが、スタッフが掲記テーマの講演を聴きに行って来てその熱い思いを語ってくれた。

それは、タイトルの脱原発!についてだが、電力の補給は原発に頼らなくても環境を汚染する事なく使用できるエネルギーとか、私たち日常の心がけ次第でエネルギーの節約が出来る方法などをわかり易く例をあげての説明をして下さったとか、そして又、世界規模で考えなければならない環境問題、飢餓、貧困など途上国の子ども達が於かれている悲惨な状況にもまず関心を持って出来ることを考え行動をと、講演者の訴えが熱く心に沁みた。

そんなとき、東日本大震災の被災地でもいまだ復興が思うように進まない中での子どものくらしの一部を新聞で知った。

親の都合で転校を余儀なくされた小学生が望んだ野球大会の出場を家族や周りの人々の応援でその望みを果たし、きっといつかは戻ってくると言って転校したと云う小さな出来事だが、その様な小さな善意や努力が次へから次へと繋がって広がり大きなうねりとなって住みよい世の中へ、手と手をしっかり繋ぎ担って安心して暮らせる世の中に、そしてそれが一日も早い復興につなげていけたら。

こんな嬉しいことは無い!先ず関心を持って、考えよう、出来ることは動こうと思う、脱原発の話しから
おおいに遠のいてしまったが原発事故によって郷里を止むを得ず離れていかなければならない方々を思っていたい、厳しい冬を迎える被災地を思っていたい、次に出来る行動を考えたい。